陣痛をやわらげる鍼治療
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産婦人科における鍼灸治療というと、逆子治療や不妊症、生理痛の治療などがよく知られています。
鍼やお灸で本当によくなるのか、疑問を持たれる人も多いでしょうが、特に逆子治療などでは、短期間で効果があらわれるので、実際に施術を受けた妊婦さんは驚いています。
また逆子などの問題がなくても、安産に向けてお腹(子宮)をやわらかくするために、妊娠期間中から鍼灸療法を取り入れている病院もあります。
◆鍼治療は無痛分娩法を望む女性から支持
鎮痛法としての鍼療法は、主に慢性的な痛みの緩和を求める人たちに用いられていいます。分娩時の痛みの緩和や無痛分娩を目的として使用される例は、まだ一般的ではありません。
しかし、妊娠以前に、ほかの症状で鍼治療の経験がある女性や、副作用の少ない無痛分娩法を望む女性から支持されている方法でもあります。
◆鍼療法では内因性の鎮痛物質がでる
鍼療法は中国において、古くから治療に使われてきた手法で、熟練した鍼師が細くて長い「鍼」をからだのツボである、さまざまな部位の皮膚に刺します。
「鍼」がどのように効くのかは、まだはっきりと分かっていないのですが、一説では、「鍼」の刺激によって、痛みを緩和する働きがあるエンドルフィンという化学物質が、筋肉や脳に分泌されるといわれています。
このような内因性の鎮痛物質であるエンドルフィンの分泌によって、陣痛の痛みがコントロールできるのではないかとされています。
◆鍼療法は陣痛時にリラックスできる?
陣痛が始まると、なるべく早い時期に鍼療法を始めると効果的であるとされています。
陣痛時に鍼を刺すポイントは、腕や脚、耳、手、足首、腰などにあります。
鍼を刺す時には、ほとんど痛みがないか、感じてもわずかな痛みです。
通常、鍼は15分~40分程度刺したままにしておきます。
十分な鎮痛効果は現れなくても、鍼を打つとリラックスできたとか、エネルギーがわいてきた、という人もいます。
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