イギリスでの笑気ガスの無痛分娩
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笑気ガスというのは「亜酸化窒素」のことです。
亜酸化窒素は、味も臭いもないガスで、通常は酸素と混合されており、マウスピースなどを通して吸入します。
イギリスでは、分娩時の痛みをコントロールする無痛分娩の方法として、笑気ガスの吸入が人気があるそうです。
これに対してアメリカでは、笑気ガスの使用は、歯医者でよく行われますが、分娩時の鎮痛処置としては、それほど普及していないようです。
◆笑気ガスの鎮痛作用を発見した過程とは
そもそも笑気ガスとは、吸入することで陽気になることから、19世紀頃の学生達の間で、パーティーグッズとして使われていました。
その時に、足をぶつけた学生が、痛がらずに笑っていたので、鎮痛作用が発見されたそうです。
しかし、笑気ガスが痛みを軽減するという、正確な仕組みはまだ解明されていません。
◆笑気ガスの吸入方法
処置の方法としては、フェイスマスクやマウスピースを通してガスを吸入します。
笑気ガスの効果を得るには、マスクを顔にあて、次の収縮が始まるまで深く息を吸います。ガスが体に有効に働くまでに、30秒~60秒くらいかかります。
そのため、次の収縮を感じ始めた瞬間に、吸入のタイミングを合わせるとよいのです。
◆笑気ガスの作用と副作用
笑気ガスの作用は、痛みと同時に、幸福感を得る不思議な感覚と言われています。ですから、ガスを吸っても痛みは残る場合があります。でも、ガスのおかげで痛みを苦痛と感じなくなるようです。
笑気ガスによる無痛分娩の母体への副作用として、吐き気を催すことがあります。また、赤ちゃんへの臨床的な副作用は、今のところわかりません。
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